2つの会社で1つのビジネスフォンを使う方法

複数の法人でビジネスフォンを使う
2022.06.10

ビジネスフォンを2つの会社で1つの主装置で運用する方法

 


2つの会社で1つのビジネスフォンを使う

よく同じフロアに2つの会社・関連会社が存在するケースがあります。 この時ビジネスフォンは各々用意する必要があるでしょうか? 答えは、2つの会社で1つのビジネスフォンを運用する事は可能です

 

こんな方のおすすめの記事です!

 
2つの会社でビジネスフォンを共有し経費削減をしたい
ビジネスフォンは1つでも通話料など経費は2つに分けたい

 

1つのビジネスフォンを2社で共有する方法

 

ここでは、同一フロアに関連会社など2社存在し、1つのビジネスフォンを共有し、各会社毎に通話料などの請求書も分ける方法を説明します。

ステップ1

各会社毎、自社の電話回線とインターネット回線を契約する。
フレッツ光を契約し、その付帯サービスでひかり電話サービスに加入、ひかり電話のch数や番号は、利用状況に応じて各々決定します。

フレッツ光新設工事の際、注意点として、
同一フロア内、2社の区画が分かれていてもONU(光回線 終端装置)の場所はビジネスフォン主装置を設置する場所へ2社分同じ場所へ置きます。


ステップ2

2社分のONU(光回線 終端装置)を1つのビジネスフォン主装置へ収容します。仕組みは次の通りです

主装置内部のひかり電話直収外線ユニットを2つ用意し、各々のONUと接続します。
ビジネスフォンメーカーによって1つの主装置にひかり電話直収外線ユニットを搭載できる枚数制限があるので、事前に確認が必要です。
そして、ONUが2つある訳ですから、社内ネットワークも2つできます。
ひかり電話直収外線ユニットには、2~4つ程度LANポートがあるので、そのLANポートから2社分のルーターへ接続します
ルーターも別々に運用する事で社内ネットワークも別々となり、1つのビジネスフォンで2社分の電話環境とネットワーク環境の完成です。

ステップ3

電話機・FAXへの接続
これで、ビジネスフォン主装置の設置が完了し、各デスクへ多機能電話機の設置と各複合機へ配線工事を行います。
電話配線は主装置内部のESIユニット(内線ユニット)から配線しますが、ESIも2枚・2社分用意し、各々配線も分けたほうが管理しやすいです。
後に1社が移転することになったとしても、ESIを各々分けていればその分だけ撤去すれば残る会社には影響が無くなります。

AのESIユニットからはA社の電話機

BのESIユニットからはB社の電話機

ビジネスフォンの基礎知識を解説


ステップ4

ビジネスフォン主装置の設定を行います。


例えばA社の電話が鳴った時に、B社の電話機にも着信するとどちらの会社から着信したか分かりません。
ビジネスフォン主装置データ設定にて、A社の着信はA社の電話機だけ鳴動する、B社の着信はB社だけ鳴動するように設定します。
この設定をする事で、2社の着信は完全に分離されます。
とは言え、関連会社の2社ですから、全く用事が無いとは言い切れません
そこで、1つのビジネスフォンにするメリットでもある 内線通話は共有させておきます。


外線の発着信は2社別々・内線通話は2社間可能の状態が出来上がりました。

 

まとめ必ずしも同一フロアに2社あれば2つのビジネスフォンが必要ではありません。
ビジネスフォン主装置の構成と設定次第で各社の通話料・通信料は分けつつ1つのビジネスフォンを共有することで購入コストの削減が可能です。