ビジネスフォン|「バックアップ電池無し」「リチウム電池無し」の表示について

ビジネスフォン電話機に電池無しの警告
NTTビジネスフォン特有の警告表示があります。電話機のディスプレイに「バックアップ電池無し」と表示がされます
突然、「バックアップ電池無し」の警告の表示がでたらどう対処すればよいのでしょうか?
ここでは、ビジネスフォンにおける「電池の仕組み」を解説します
ビジネスフォン「バックアップ電池無し」
NTTビジネスフォンで毎日何ら問題も無く使用してきた電話機のディスプレイに「バックアップ電池無し」と表示される事があります
これは「ビジネスフォン主装置本体の電池が消耗している警告」表示です
故障なのか?ビジネスフォンがすぐに使えなくなるのか?早急に対処すべきなのか?
不安になる方も多いと思います
NTTビジネスフォンにおける「バックアップ電池無し」の表示は、ビジネスフォン主装置に搭載してある「停電時の予備バッテリーが消耗」している表示です
ビジネスフォン主装置には、停電時でも電話が使えるように「停電バッテリー」を積んであります
停電時、おおよそ3分間程度の使用が可能です
では、この「バックアップ電池無し」が出た場合、ビジネスフォンは使えなくなるのでしょうか?
結論、使えます
どの程度バッテリーが消耗しているかは判断出来ませんが、「停電時のみビジネスフォンの使用不可」となる為、主装置の電源がコンセントに差さっていれば通常使用可能です
しかし、一度電話機のディスプレイに表示された「バックアップ電池無し」はずっと表示されます。
これは気になりますよね?ご自身で表示を消す方法は「電話機のクリアボタン」を押せば消えます
一旦表示は消えますが、バッテリーが消耗している事は変わりませんので、一定期間が経過すると再度表示されます
その度に「電話機のクリアボタン」で表示は消えますが根本的な解決には至っておりません
根本的な解決をするには、ビジネスフォン主装置の停電バッテリーを交換する事をおすすめします
ビジネスフォン「リチウム電池無し」
「バックアップ電池無し」の表示はすぐに支障が出ないことを解説しましたがこの「リチウム電池無し」はどうでしょうか?
「リチウム電池無し」の警告表示は非常に重要な部分の電池が消耗しているので早急な対処が必要です
「リチウム電池無し」の表示が出た場合、ビジネスフォン主装置本体のデータを保存する為の重要な電池です
形状は小さな丸状のリチウム電池です
では、リチウム電池が無い状態で、どの様な事が起きるのでしょうか?
例えば、停電した場合にリチウム電池が無いと、ビジネスフォン主装置本体に保存してある設定データ(外線発着や内線番号、鳴動)や電話帳データが消えます
たった一度でも主装置の電源が落ちただけでデータが削除されてしまうのです
データが消えるとビジネスフォン主装置は初期化の状態となり、正常に発着信出来なくなり日々の仕事に支障をきたします
リチウム電池はビジネスフォン主装置本体の基盤についているのでご自身で交換は難しいでしょう
また、ビジネスフォン主装置データのバックアップを取らず、リチウム電池だけ交換してもデータが消えてしまうので必ず「電話工事業者」へ依頼します
リチウム電池交換手順
工事担当者訪問→主装置データのバックアップを取得→リチウム電池新品交換→バックアップを取った主装置データを再投入→動作試験して終了となります