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ビジネスフォン|2024年にISDN回線提供終了-ビジネスフォンへの影響を解説

ISDN回線廃止問題
2022.12.02
ビジネスフォン|2024年にISDN回線提供終了-ビジネスフォンへの影響を解説



INSネット提供終了-ビジネスフォンの影響について

NTT東日本・西日本が提供するINSネットディジタル通信モードが2024年1月に提供終了となります
現在ISDN回線をビジネスフォンで使用している場合、提供終了後に影響があるか?
ここではISDN回線の仕組みと、ISDN回線提供終了に伴うビジネスフォンの対策を解説します






ISDN回線廃止は「ディジタル通信モード」のみ


NTT東日本・西日本がINSネットディジタル通信モード廃止の発表をしたのが、2011年6月の事です
何故、INSネットディジタル通信モードを廃止するのか?

簡単に説明するとINSネットディジタル通信モード自体の回線が古くなっている為、段階的に廃止し、光ファイバーをしてと発表してます

当初の提供終了予定は2020年でしたが、INSネットディジタル通信モードの利用者が多く、「2024年1月」へ延期となっております

延期はされたましたが提供終了の決定は変わりません

ISDN回線 ディジタル通信モード廃止で何が使えなくなるか


ISDN回線はINSネット64の名称であり、一般的にはISDN回線と呼ばれております

INSネット64は大きく分けて、3つのモードがあります

①ディジタル通信
②パケット通信
③通話(電話)

INSネット64廃止

重要な部分で、今回2024年1月に提供終了となるのは「①のディジタル通信」だけです

それでは、ディジタル通信とは何か?

ディジタル通信はクレジットカードやPOSレジなどの端末に接続され通信を行っております
ディジタル通信が廃止となれば、「クレジット端末は使用できなくなり」「POSレジはデータが送れない」状態になります

現在、INSネット64でディジタル通信を使い、クレジットカードやPOSレジを使っている場合は、「光ファイバーやインターネットで使える端末へ変更」する必要があります

廃止期限の2024年1月間際に端末変更を行うと、「メーカー側の在庫切れ」や「運用試験」等が出来ない場合もあるので、早めに入替する事をおすすめします

2024年1月以降、②パケット通信と③通話(電話)の部分に関しては「サービス継続」となります

ISDN回線廃止に伴うビジネスフォンへの影響


2024年1月以降INSネットディジタル通信モードが提供終了となった場合、ビジネスフォンに影響はあるのか?

「通話に関しては無い」です

ビジネスフォンで多く使用されているのはISDN回線の「通話だけ」のケースがほとんどです
ディジタル通信モードは提供終了となりますが、通話は廃止されません

したがって、現在のビジネスフォンの利用は可能です

ただ、INSネットディジタル通信モードが提供終了となる為、近い将来にISDN回線(INSネット64)のパケット通信・通話も廃止になる可能性は十分にあります

これを機会にビジネスフォンもISDN回線から、光ファイバーのオプションサービス「ひかり電話」へ切り替えるのも良いでしょう
ISDN回線と比べひかり電話は通話品質を保ちながら、基本使用料と通話コスト削減にもなります

ひかり電話の月額コストは ビジネスフォン|ひかり電話直収するユニットの種類 も参考にしてください
まとめいかがでしょうか

2024年1月にISDN回線(INSネット64)の1部サービス、INSネットディジタル通信モードが提供終了となります
これによりINSネットディジタル通信モードを使ったクレジットカードやPOSレジ端末が使用できなくなります

ただ、パケット通信と通話はサービス継続となるので、ビジネスフォンでISDN回線を利用している場合、2024年1月以降影響は無いです