ビジネスフォン|オートアテンダント・IVR(自動音声応答)
コールセンターなどで導入されているオートアテンダントとは、ビジネスフォン主装置で設定した電話番号が着信した際に、自動でガイダンスを流して該当部署へナビゲートする事で、的確な担当者へ電話を直接繋ぎ、業務効率化を図る機能です
また、オートアテンダントはIVR(Interactive Voice Response)の略語で自動音声応答です
ビジネスフォン IVR(自動音声応答)とは
IVR(自動音声応答)とは、電話着信時に音声を流し、発信者がガイダンスに沿って番号を操作し、直接担当部署へ繋ぐサービスです
よくあるIVRのガイダンスは、
「お電話ありがとうございます。こちらは〇〇株式会社です、自動音声にてご案内しております、音声案内に沿ってご希望のサービス番号を押してください」
「製品について新規購入の方は1を。製品をご利用中の方は2を。修理の方は3を。その他のご案内は4を。押してください」 です
皆さん配送会社の集荷受付や、銀行、コールセンターをはじめとする企業に電話した際に、このようなIVRガイダンスをお聞きになった事があると思います
これがIVR(自動音声応答)です
ビジネスフォン IVR導入メリット
IVR(自動音声応答)を導入するメリットを解説します
①業務効率化
電話を受ける際、多くの場合が一次受けの方が対応後、担当者へ繋ぐケースだと思います
これでは一次受けの方がパンクしてしまいます
IVRを導入すれば、一次受けする担当者の手間を省き、直接担当者へ繋ぐことができます
(1)製品について新規購入の方は1を。新規で製品の購入を検討しているので、製品のプレゼンテーションを行える担当者へ直接繋ぐ
(2)製品をご利用中の方は2を。自社製品をご利用中で操作説明などの問い合わせが予測されるので、購入履歴や操作マニュアルの用意や、製品に詳しい方へ直接繋ぐ
(3)修理の方は3を。製品をご利用中で故障と思った方が問い合わせするので、故障か正常なのかの切り分け判断ができる、また、故障品を送ってもらうなど判断ができる担当者へ直接繋ぐ
(4)その他のご案内は4を。オールマイティーに自社の製品に関して対応できる方へ直接繋ぐ
このように、担当者へ直接電話を繋ぐ事によってスピーディー且つ、的確にお客様へご案内ができます
②お客様満足度の向上
お客様が問い合わせした際に、関係の無い部署が一次対応し、要件を伺う、さらに保留にして各担当者へ繋ぎ、ここでも要件を伺います
これでは、折角お問い合わせを頂いたのにお客様を待たせてしまったり、要件を何度も聞くことになります
IVRを使うことで、「電話の一次対応を省き」直接担当者へ繋ぐ事で、要件が完結し対応時間の短縮にもなりお客様満足度の向上へ繋がります
③コスト削減
IVR導入前は、一次対応する電話受付者がいて「ご自身の業務に関係ない事でも」電話対応しておりました
その為、業務を一時中断し、電話対応し各担当者を内線で呼び出し、要件を伝えるなど間接的な人件費がかかってます
IVRを導入した結果、一次受けの電話対応が無くなり、ご自身の業務に集中ができ、結果として業務効率化・残業時間の増加防止など人件費のコスト削減に繋がります
ビジネスフォン IVR導入可能機器
IVR(自動音声応答)と聞くと、大手企業やコールセンターが高額なシステムを導入しているイメージがあります
果たして、IVRを運用するにはどのような機器や設定が必要なのでしょうか?
答えは「IVR対応したビジネスフォン」です
下記で紹介するビジネスフォンは高額なシステム不要で「IVR」の構築が可能です
NECビジネスフォン
・AspireWX Plus
・AspireWX
・AspireUX
SAXAビジネスフォン
・PLATIA3
・PLATIA2
・PLATIA
IVR機能付きビジネスフォンの価格(目安)
新品ビジネスフォンの場合:電話機3台程度 約275,000円~
中古ビジネスフォンの場合:電話機3台程度 約90,000円~
※取付工事費・設定費は別途
ビジネスフォンのデフォルト機能でIVRを搭載してますので、主装置のデータ設定でIVR機能がご利用可能です
IVR設定費用:35,000円
※1階層の設定費用となります、2階層以上の設置は別途お問い合わせください
IVRの設定にはガイダンスの音声が必要となります。音声を吹き込んで頂く方のお立会いをお願いします