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ビジネスフォン|故障の対処方法から確認方法まで解説

2021.11.11

ビジネスフォンの故障と原因

 

突然ビジネスフォンが壊れた

オフィスで、ビジネスフォンが使えることは当たり前。 お客様や、お取引先から毎日電話が鳴ります
そのビジネスフォンが突然故障したら? パニックになる前に、対処方法や、故障原因の切り分け方法を解説します

 

電話機の液晶が消えている


液晶が消えている場合や、点いたり消えたりする場合、多くは電話線の断線が考えられます。
電話機自体はビジネスフォン本体の主装置から電力を供給しますので、電話機の液晶が消えてしまいます。
断線とは、ビジネスフォン本体の主装置から各電話機に配線されている線が「切れている」もしくは「切れかかっている」状態です。
断線の原因は、電話線の「劣化」「机や椅子などで強く踏んだ」「靴で踏んだ」事が多く見受けられます。
切り分け方法として、液晶が消えている電話機と、正常稼働している電話機を差し替え、正常な配線で液晶が点けば、完全なる断線となります。
断線した場合の復旧方法は2通りあり、主装置から再配線するか、断線箇所を切断し、正常な電話線同士ジョイント接続します。
この場合、専門の電話業者が訪問して修理対応となります。

 

外線の発着信不可


電話機の液晶は正常だが、外線の発信・着信が出来ない場合、2通りの原因が考えられます
1つ目は、通信事業者側の障害です。外線は各通信事業者の提供する、ひかり電話・ISDN・アナログ回線で何らかの障害が原因で、通話ができない状態となります。
この場合、各通信事業者の「故障窓口」へ連絡します

NTT 局番無しの113
固定電話からの外線発信が不可の場合、携帯電話から0120-444-113

2つ目はビジネスフォン本体主装置の故障です。通信事業者の回線は正常で、主装置まで通信されているが、主装置側で回線を認識しない事があります。
原因として、外線ユニットの故障・主装置本体の故障。
この場合、ユニットか主装置の交換が必要です。
機器の取り寄せにも時間が掛かるのでご注意ください。
緊急障害時の回避方法として、発信は携帯電話・着信はボイスワープに入っていれば、携帯電話などに転送することです。
その他、主装置故障時の最後の一手、主装置再起動があります。
主装置は内部基盤のCPUで制御しており、パソコンが固まると同様、ビジネスフォンもフリーズすることがあります。
主装置電源をOFFにして、「5分程度経ってから」ONにしてみましょう。

 

電話機本体の故障


ビジネスフォン主装置・通信事業者の回線も正常、電話機だけ故障の場合もあります。

NTT以外のメーカーなら、電話機本体を購入して、差し替えるだけです
※NTTはTEN方式と呼ばれる電話機裏のTEN番号を設定する必要がある為、今回は「NTT以外のメーカーなら」と表現してます

電話機の交換は、同一型番ならお客様ご自身で交換可能、型式の確認方法は次の図です

NECの場合 DT400 DTZ-24D-2D(WH)TEL

 

故障した電話機から電話線を抜きます

 

新たな電話機に配線を差し込みます。最後まで「カチ」っと音が鳴るまで差し込んでください

電話機故障

 

まとめビジネスフォンの故障には必ず原因があります。ひとつひとつ確認し障害内容を切り分けるのが重要です