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ビジネスフォン|電話機の移設・移動・レイアウト変更

ビジネスフォン電話機移設・移動
2022.11.22
ビジネスフォン|電話機の移設・移動・レイアウト変更



ビジネスフォン電話機の移設

ビジネスフォンの電話機移設とは、同じオフィス内で電話機を移動させる事です
レイアウト変更や、デスクの位置が変更になるから電話機を移設させたい場合ご自身で移動させる事はできるのでしょうか?
移設場所が近い場合、電話機の移設はご自身でも可能な場合があります
大規模なレイアウト変更や、離れた場所へ電話機を移設する場合は「電話工事業者」の施工が必要です
ここでは、電話機移設(移動)について解説します



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電話機をご自身で移設したい
レイアウト変更して電話機を移設したい





ビジネスフォン電話機移設に必要な機器


ビジネスフォン電話機は主装置に実装してあるESIユニット(内線ユニット)から電話線で各電話機に接続されております

その為、ビジネスフォン電話機を同じオフィス内で移動させる場合、ユニットなどの特殊な機器は必要ありません
これは現在接続されている電話機を動かすだけになるので不要となります

ビジネスフォン電話機をご自身で移設する場合


ビジネスフォン電話機の移設(移動)はご自身で可能でしょうか?
ご自身で「動かせる場合」と「動かせない場合」があります

電話機の移設先が、現在のデスクから2mや3mと比較的近い場所に移動させる場合は、ご自身でも可能です

ビジネスフォン電話機は主装置から電話線で一度ローゼット(rozette)に接続されてます

ローゼットとは?
電話線を電話機に接続させる「屋内配線用装置」です

そして、このローゼットから機紐(キヒモ)で電話機へ接続します

ご自身で電話機を移設・移動させるには、ローゼットから出ている機紐を、移設先の電話機まで伸ばし届けば大丈夫です

では、「機紐の長さが足りない時」はどうでしょうか?
電話工事業者に依頼しないと難しいか?

この機紐は家電量販店でも販売しており、「6極2芯」と記載があれば接続可能です
長さは、既製品なので決まっておりますが1m・3m・5m・10mなどあるので必要に応じた長さの機紐を選びます

結論、ローゼットから先の機紐であれば市販品があるので、ご自身でビジネスフォン電話機の移設(移動)は可能となります

ビジネスフォン電話機を電話工事業者が移設する場合


ビジネスフォン主装置から電話配線が既設場所から違う位置へ変更となる場合、電話工事業者が工事します
大幅なレイアウト変更や移設場所まで離れている場合など、「主装置から再配線」となります

ビジネスフォン電話機は主装置に実装してあるESI(内線)ユニットから6極4芯の電話線で配線しており、ローゼット(屋内配線用装置)へ接続します

レイアウト変更を行う場合、ローゼットの出し位置が変更となる為、ビジネスフォン主装置からの再配線が必要となります

レイアウト変更前

電話機の移設(レイアウト変更前)


レイアウト変更後

電話機の移設(レイアウト変更後)
オフィス内での電話配線敷設方法は、下記の5通りです

①床の上を通して、モールで処理する
②OAフロアなど、床が上がっている場合は、床下を通す
③タイルカーペットの場合は、フラットケーブルを使いカーペットの下を通す
④配管がある場合は、配管の中に電話線を通す
⑤天井配線の場合は、一度天井まで立ち上げ天井裏を通し、該当箇所へ電話線を立ち下げます

※モールやフラットケーブルの部材費、天井裏配線の役務など、追加費用が発生する事が多いです

このようにビジネスフォン主装置から新線でローゼットまで配線し、機紐で電話機まで接続します

現在では、デスクに電話機とPCがセットになっているケースが多いので、「電話配線と同じルートでLAN配線」も行うことをお勧めします

ビジネスフォン移設後の主装置データ設定


ビジネスフォン電話機の移設が完了したら、各電話機に対し主装置でデータ設定変更を行います

①内線番号

電話機・デスクの移動で、まとまりがなく別々になっている内線番号を整理します
内線番号は部署や島毎で番号を整えます

②鳴動設定

移動に伴い、各電話機の発信番号や着信させる電話番号設定を行います

まとめいかがでしょうか?

ビジネスフォン電話機の移設は、ご自身でできるケースや電話工事業者へ依頼するケースがあります

内線番号変更や鳴動変更がある場合は、必ず電話工事業者の主装置データ設定が必要となります