ビジネスフォン|内線代理応答機能(ピックアップ)の活用方法

他のデスクで担当者が不在の時、内線が鳴ってたら、どうすればよい?
内線電話を該当のデスクまで取りに行くか?それとも不在だから放置しておくか?
ビジネスフォンには、「内線代理応答機能」があり自席に居ながら他のデスクの内線電話が取れます
この内線代理応答の操作方法を知っていると、非常に便利でビジネス効率の向上になります
ビジネスフォン内線代理応答機能(ピックアップ)とは?
ビジネスフォンは多くの外線や電話番号を収容し、複数の電話機と接続できる業務用電話機です
日々、様々な部署で外線や内線が鳴る中で離席中のデスクに内線が鳴ったらあなたはどうしますか?
そこで役立つのがビジネスフォン機能の一つで、内線代理応答です
「内線代理応答機能(ピックアップ)とは、離席中の電話機に内線が鳴り、該当の担当者が不在により電話に出れない場合、他の人が自席にて内線を代理にて応答する機能」です
例えば、近くのデスクの方が全員外出中で不在時、もし内線電話が鳴った場合に該当のデスクまで走って内線電話を取りに行きますか?
一度ならまだしも、何回も内線電話を応答するには非効率的です
ここで、役立つのが内線代理応答(ピックアップ)です
自席に居ながら、他デスクの内線が取れますので、内線電話を掛けて来た方へ、該当者不在の旨を伝えます
ビジネスフォンメーカー別 内線代理応答 初期値は?
内線代理応答(ピックアップ)はどのビジネスフォンメーカーでも同じと思ってませんか?
ビジネスフォン機能には内線代理応答機能はありますが、メーカーによって内線電話の取り方が異なります
ビジネスフォンメーカー別 内線代理応答 初期値
NECビジネスフォン:825
SAXAビジネスフォン:966
OKIビジネスフォン:無し(グループ指定代理応答は9*)
NTTビジネスフォン:##(シャープ2回押す)
初期値では上記の仕様になっております
ただ、内線代理応答を取る場合、NECの825やSAXAの966を押して取るのは面倒だし、間違えやすいですね?
実はビジネスフォン主装置設定で、内線代理応答の操作数値を変更することが可能です
ビジネスフォン多機能電話機には「応答」ボタンがあります
主装置のデータ変更を行えば、内線代理応答は、この「応答ボタン一つ」で取り次ぐ事も可能です
ビジネスフォン内線代理応答機能(ピックアップ)のデメリット
いくらビジネスフォン便利機能の内線代理応答機能だからと言っても、ご自身の仕事を中断し、他の方の内線を取り応答することになります
これが頻繁に他の方の内線を取っていたら仕事になりません
ビジネスフォン機能でこれを回避する方法が2つあります
①不在メッセージ
離席する前に、ご自身の電話機設定を行い「不在中」と表示させておきます
これにより離席中に掛けた内線電話の相手電話機に「不在中」とメッセージが表示されます
②不応答返答
不在時に内線着信があっても、一定コール数や時間を経過した場合、自動的に他の内線へ転送されます