ビジネスフォン|入替リプレース当日の流れ
今までの既設ビジネスフォンから新たなビジネスフォンへ入替・リプレースする場合、電話工事当日どの様な手順で工事が進むか、また、ダウンタイムなど一日の流れを解説します
ビジネスフォン入替のタイムスケジュール
ビジネスフォン10台前後の場合
10:00 工事担当者 到着
事前準備開始
↓
12:00 ビジネスフォン入替開始
13:00 ビジネスフォン入替完了
↓
1時間程度試験運用
↓
14:00 最終運用確認
↓
14:30 清掃し退出
ビジネスフォン入替前の事前準備
ビジネスフォン入替当日までに事前準備として確認すべき事項があります
①電話機のレイアウト
現在、どの場所にビジネスフォン電話機が設置してあるか図面にプロットしておきます
レイアウト図が無い場合は「手書き図」でも大丈夫です
その他、ビジネスフォンリプレース時に電話機設置場所の変更や、電話機増設が無いか事前確認します
②電話帳短縮データ
通常既設ビジネスフォン主装置に入っている短縮データを新しいビジネスフォンへデータ移行します
ただし、ビジネスフォン販売店や工事担当者によっては、取り扱いの無いメーカーの場合「短縮データが抜けない」事もあります
既設短縮データを使用せず新たに作成する場合は「CSVファイル」にてデータを作ります
短縮データに必要な項目
・名称、カナ、電話番号、短縮番号
ビジネスフォン工事担当者のデータ確認
リプレース工事当日、工事担当者が訪問したら、下記の項目を確認していきます
既設主装置の場所・電話機の設置場所・既設主装置のユニット構成
工事担当者が特に時間を掛けて確認するのはビジネスフォン主装置のデータです
まず、外線収容確認を行い、アナログ・INS・ひかり電話回線が何本・何ch・何番号収容されているか確認します
次に外線着信がどこへボタン盤面割付されているか、また、どの電話番号がどの電話機で鳴動するかなど精査します
さらに各電話機の内線番号・留守番電話・通話録音・着信拒否設定などされていないか漏れの無いよう確認します
ビジネフォン入替開始
電話回線だけ残し、旧ビジネスフォン主装置を撤去します
素早く、新ビジネスフォンへ入替て電話回線を収容、電話番号やch・内線番号等主装置データ設定を行います
そして旧ビジネスフォン電話機を撤去し、新ビジネスフォン電話機へ差替えます
おおよそのダウンタイムは15~30分程度です。
この時間は電話・FAX共に不通となります
ポイント:工事担当者へ先に活かして欲しい電話機を伝えておけば優先的に接続し、外部からの着信を受けれるようにします
主装置と全ての電話機が入れ替わったら、発着信・設定の試験をして完了です
旧ビジネスフォンの撤去品は、不要でしたら工事担当者が持ち帰り廃棄します
リース契約の場合は、リース会社への返却義務がある為事前に確認をしておきましょう