NTT電話回線工事と電話工事業者の施工区分と、費用詳細

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NTT telephone line construction

NTT電話回線と電話工事の違い

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NTT電話回線工事と電話工事業者

NTT電話回線工事と電話工事業者の施工区分・費用詳細


電話工事

電話工事には「NTT側で施工する電話配線工事」と「電話工事業者が施工する配線工事や機器設置工事」があります。 NTTが行う電話工事は、「建物まで電話回線を引き込む工事」、電話工事業者は、「NTTが引き込んだ電話回線から先の宅内・オフィス内でビジネスフォン主装置や電話機までの配線を利用できる状態にする」区別となります。 NTT回線工事詳細や工事費・電話工事側の概算費用を詳しく解説します。


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NTT電話回線工事区分と工事費用


ひかり電話・アナログ回線・ISDN回線の工事区分と工事費
※税別表記

①基本工事費
無派遣工事費 1,000円
NTTがお客様のご自宅やオフィスへ訪問せず、NTTの局舎内での工事費です
派遣工事費 4,500円
NTTがお客様のご自宅やオフィスへ訪問する場合の派遣費です

②交換機等工事費 1,000円
加入中の電話回線にナンバーディスプレイやボイスワープなどのオプションを追加する場合発生する工事費用です
こちらはNTT局舎内での工事となり無派遣となります

例えばナンバーディスプレイを追加する場合、上記①の基本工事費+交換機等工事費=2,000円となります

③屋内配線工事費

既設配線工事費 2,400円
既設配線とは、ご自宅やオフィスで今まで使っていた電話配線が残っていた場合、その残っていた配線を流用します
既設配線でもNTT工事担当者が訪問し、配線が正常に使えるか導通確認を致します

新規配線工事費:4,800円
新規配線とは、屋外にあるNTTの配線を新たに、屋内へ通す工事となります
新築の戸建てやオフィスなどは新規配線になることが多いです

④ひかり電話同番移行 2,000円
メタル回線(アナログ回線・INS回線)で使用していた電話番号を、ひかり電話へ同番移行する場合の工事費です

⑤ひかり電話対応機器設置工事 1,500円
ひかり電話ルーター、ホームゲートウェイ等の通信機器を設置・設定・開通確認を行った場合の費用です

⑥ひかり電話対応機器設定 1,000円
ひかり電話ルーター、ホームゲートウェイ等の通信機器へPPPoE設定(プロバイダ情報設定)や無線LAN設定、TELポート設定を行った場合の費用です

※ひかり電話を使用するには、フレッツ光の光回線の新設が必要です
フレッツ光 初期費用
契約料(1契約毎):800円

初期工事費(戸建てタイプ):18,000円
戸建てタイプは電柱から直接、宅内やオフィスへ引き込みます

初期工事費(マンションタイプ):15,000円
集合住宅向けタイプとなり、マンションやオフィスビル内に予め設置したフレッツ光装置から分配し各部屋やテナントまで引き込みます

上記①~⑥は「NTTが行う工事区分」となります

NTT電話回線連絡先と工事までの期間



NTTへ電話回線工事を申し込む場合、局番なしの「116」へ電話します
携帯電話・スマートフォンからは0120-116-000へ発信

※SoftBankおとくラインはNTT契約回線では無い為、局番なしの116で繋がりませんので0120-116-000へ発信

NTTへ連絡してから工事までの期間
メタル電話(アナログ回線・ISDN回線)約2週間~3週間
フレッツ光・ひかり電話 約3週間~4週間

余裕を持って新設日程や引っ越し・移転日の1ヶ月前にはNTTへ連絡し工事予約を取ることをおすすめします

NTTへ連絡するとオペレーターが出ますので、電話番号や工事日の確定を行います

NTT派遣工事
訪問時間は前日の夕方に連絡がくることが多く、時間帯は3区分となります。(9-12時・13-15時・15-17時)
正確な時間は指定できない為、当日その時間帯には在宅しておく必要があります
NTT工事担当者によっては、10分~15分前に訪問前連絡をしてくれる方もおります

NTTが開通工事を行うにあたり、マンションやオフィスビルの場合MDF室の鍵を開ける必要があります
NTTへ連絡した際に、開錠しておくように言われますので事前に不動産屋に相談しておきましょう

NTT電話回線工事当日の流れ



NTTが訪問したら、お客様へ工事内容の確認とホームゲートウェイやONU・メタル回線の敷設場所を決めて、電話回線開通工事が行われます

NTT工事作業時間 約30分~1時間です
新規配線工事の場合は環境によって、2時間程度掛かる場合もあります

NTT工事が完了すると、お客様と一緒に開通確認を行い、確認サインをして終了となります

NTT回線開通工事費は後支払いとなりますので、現地のNTT工事担当者へ直接支払うことは無いです

電話工事業者施工分と概算工事費



NTT回線工事が終わったら、「電話回線とビジネスフォン・電話機を接続する」宅内・オフィス内の電話工事となります

ビジネスフォン設置工事は大きく分けて3つです

①ビジネスフォン主装置設置工事
NTTが開通した電話回線と主装置を接続します。主装置内部には電話回線(外線)を収容する「外線ユニット」複数の電話機を接続する「内線ユニット」FAXや受付電話機を接続する「単体電話機ユニット」があります

②ビジネスフォン主装置データ設定工事
ビジネスフォン主装置に収容した複数の電話番号を電話機のボタンへ割付・FAX番号の設定・鳴動設定・留守番電話設定・通話録音設定など全ての設定は主装置で行います

③電話機設置工事
設置した主装置から床やカーペット下・天井などを経由して電話配線し各電話機FAXに接続します

電話工事専門業者が行う施工区分

新規設置工事・移転工事
電話機移設増設工事
撤去工事
配線整理工事

電話工事概算費用

(1)新規設置工事

新たなオフィスにビジネスフォン(主装置・多機能電話機)やFAX・受付電話機を設置する電話工事です
NTT電話回線工事と同日に行うと1日で作業完了します

新設電話工事概算費用

基本工事費・派遣費 10,000円/1人
主装置設置 12,000円/1台
主装置データ設定 3,000円/1台
電話機設置 10,000円/1台
FAX内線収容 8,000円/1台
部材費 5,000円/フロア
工事費合計 48,000円~

※電話機の台数や、主装置の大きさ・データ設定内容により工事費が異なります
また、フラットケーブル使用や天井配線などは別途費用が必要です

(2)電話機移設・増設工事

既存のビジネスフォンへ電話機を増やしたり、移動させる工事です

移設増設電話工事概算費用

基本工事費・派遣費 10,000円/1人
主装置データ設定 5,000円/1台
電話機設置 10,000円/1台
工事費合計 25,000円~

ビジネスフォン電話機は主装置内部の内線ユニットから接続しますが、空ポートがない場合は内線ユニットの追加が必要な場合もございます
また、フラットケーブル使用や天井配線などは別途費用が必要です

(3)撤去工事

移転時の旧場や、オフィス閉鎖によって、ビジネスフォン機器を撤去します

撤去工事概算費用
基本工事費・派遣費 10,000円/1人
主装置撤去 5,000円/1台
電話機撤去 1,000円/1台
工事費合計 16,000円~

撤去工事は主装置の大きさ、電話機の台数、配線撤去の有無によって工事費が異なります

(4)配線整理工事

ビジネスフォン主装置周りの、煩雑した電話線を綺麗に纏めたり、不要な電話配線を撤去し配線を整えます

基本工事費・派遣費 10,000円/1人
電話配線整理 20,000円/1台
工事費合計 30,000円~

基本的には主装置周りの配線整理となりますが、各電話機の島などの配線整理は別途費用が必要です

まとめ今回は、「NTT回線工事」と「電話工事業者」の工事区分と、電話工事概算費用を詳しく解説しました
電話工事区分・NTT手続きの流れ・電話工事費用感など想像できましたでしょうか?

NTT回線工事の施工区分は、
基本工事費
交換機等工事費
屋内配線工事費
ひかり電話同番移行
ひかり電話対応機器設置工事
ひかり電話対応機器設定

電話工事業者の施工区分は、
新規設置工事・移転工事
電話機移設増設工事
撤去工事
配線整理工事 です

電話工事はそう多く携わる機会がないので、施工内容や費用など一つ一つ確認をして依頼しましょう